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kiriの、映画大好き!!

Rambo 2008‥

2008年、USA

Director:Sylvester Stallone
Writers (WGA):Art Monterastelli (written by)
            Sylvester Stallone (written by)
Cast
Sylvester Stallone ... John Rambo
Julie Benz ... Sarah Miller
Matthew Marsden ... School Boy
Graham McTavish ... Lewis
Paul Schulze ... Michael Burnett
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20年ぶりのランボーシリーズ、最後の戦場はミャンマー。
1作目からの孤高のヒーロー、ジョン・ランボーを演じたシルベスター・スタローンが監督、脚本、主役と3役をこなす力作。
今回は老傭兵として、戦乱続くミャンマーに突入。迫力満点の戦いっぷりですよ。






初老を迎えたランボーは、タイの田舎の村でひっそりと暮らしていたのだが、戦禍に苦しむカレン州のキリスト教徒に薬品と物資を届けようとする宗教ボランティアたちにガイドを依頼される。
「戦時中だぞ。」と、いったんは断るランボーだが、一行の中の一人、サラに
「今にも次々と人々が殺されているのよ。あなたは何も感じないの?」と、詰られる。
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結局奥地へとポートを出すことになるが、途中海賊に襲われ、サラが奪われそうになる。
一気に戦闘マシンと化すランボーに一行は救われるが、一行のリーダーマイケルは、
「あんたは仕事には忠実だ。だが、人殺しは許されない。」
と、あくまで非戦闘的な態度を貫こうとする。
実際の戦場を知らない彼らに反論一つしないランボー。
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一行を置いてきたものの、無謀な行動を止められなかったことを気に病むランボーだった。
そんな折、一人の男がやってくる。
「彼らが帰るはずだった日を過ぎても戻ってこない。捕まった可能性もある。救出に手を貸してほしい。」と、言う。
ランボーは雇われた傭兵たちを奥地へと案内する。
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サラたちがいた村が、ディアス率いる残虐な軍団に襲われたのだ。村を焼かれ、男たちは徴兵され、子供は取り上げられ、女たちは慰み者になる。その中サラたちは捕虜にされ監禁されているのだった。
救出チームはランボーをポートに残し密林のなかを進むが、途中敵の残虐なゲームを目撃、怖いもの知らずの傭兵たちでさえ怯む。
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突然現れたランボーは弓矢で瞬く間に敵を皆殺しにするが、彼らは相手が悪いと引き返そうとする。
「作戦は失敗だ。戻る。」
というルイスに向かって矢をつがえるランボー。
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「ここにいるには理由がある。俺たちに何ができる?俺たちは何だ?無駄に生きるか、ことを成して死ぬか、選べ。」
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ルイスはランボーと共に進むことを決める。
ランボーたちは雨の中、闇にまぎれ敵の村に忍び込む。救出の時間は15分。
村では戦利品の女たちの品定めをして兵士たちがうかれ騒いでいた。マイケルたちは次つぎに助け出されるが、サラがみつからない。時間は過ぎていく。
ルイスたちは助け出した者たちを連れジャングルに戻るが、ランボーは一人サラの救出に向かう。
小屋に連れ込まれていたサラは間一髪でランボーに助けられ、無事脱出する。村の出口で待っていたボーイに助けられ、3人はランボーの道案内で川へと向うのだったが‥‥



ランボー、じつに20年ぶりなんですね。どうしたって年齢の壁はしかたがない。若いころの無駄のない戦闘マシーン、ランボーファンにはちょっと引きぎみのところはあるかもしれない。でも、還暦という実年齢を考えれは、がんばってますよね。たしかに動きも少なく、マシンガンの連射で迫力を出しているあたり、少々ごまかしている感はありますが、それらを差し引いても娯楽性はある。背景は重いですが、これは何も考えずにドンパチを楽しめばいいっていう作品だと思う。実際ランボーはもともと決してクリーンなヒーローじゃなかったんだから、そう考えればシリーズの中では一番ヒーローらしいかもしれないよ。


                  さらにネタばれ~

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囮になったランボーを残し、サラとスクールボーイが川岸のポートのところに戻ってみると、他の傭兵や助け出されたマイケルたちが捕まってひどい暴行を受けていた。彼らはルイスたちを跪かせ銃口を向ける。見ているの耐えられないが、今ここで出て行っても自分たちも殺されると二人はなすすべもなく歯ぎしりする。
間一髪、ランボーが敵のマシンガンをぶっぱなし、壮絶な銃撃戦になる。
めちゃくちゃな戦いの中、非暴力主義のマイケルも襲ってきた敵を殺す。
それでもだんだん形勢が危なくなってきた時、サラたちが支援していたカレン軍の応援が駆けつけてきた。一気に巻き返しをはかるランボーたち。
逃げようとするディアスを倒し、戦闘は決着をみる。
戦いの中から立ち上がる人々。
一人ランボーは冷静な目で結末を見ていた。彼の目には何が映っているのか。
サラが見上げる中、ランボーは背を向け去っていく。

最後のテロップでは、故郷へと続く道をゆくランボーがいた。
by cinema_st55 | 2008-03-06 00:33 | アクション
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sean-b Loveな管理人kiriの映画覚書。B級作品中心。腐女子的コメントあり。嫌悪感のある方はご遠慮下さいね。ネタバレ普通にあります。要注意!

by cinema_st55
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