人気ブログランキング | 話題のタグを見る

kiriの、映画大好き!!

SPEED RACER

Directors:Andy Wachowski
Larry Wachowski
Writers (WGA):Andy Wachowski (written by)
Larry Wachowski (written by)
Cast
Emile Hirsch ... Speed Racer
Nicholas Elia ... Young Speed
Christina Ricci ... Trixie
John Goodman ... Pops Racer
Susan Sarandon ... Mom Racer
Matthew Fox ... Racer X
SPEED RACER _a0043354_2130865.jpg
吉田竜夫原作のアニメ、「マッハGO!GO!GO!」の実写版
今更なぜに?と思ったのですが、フランスはじめ海外では今このアニメが人気なんだとか(ええ?)
トレイラーを見た時は、妙にアニメチックな演出にちょっとがっかり。マトリックスのウォシャウスキー兄弟が手掛けていると話題だったのに‥。でも実物は度肝を抜かれます。テンポといい、流れるような特殊効果といい。アニメ本来の世界観を楽しめます。意外なことに、最後まで飽きる暇もなく見てしまいました。
CGを超えた特殊撮影は圧巻ですよ。






レーサー家の二男、スピードは子供のころからレースに夢中。いつしかスパースターの兄レックスをしのぐレーザーに育っていた。
兄レックスは将来を期待されながら、志を持って家を出たものの、悪役ドライバーとなりレース中の事故で命を落とした。だが兄を敬愛するスピードは、いつしか兄を超えることが夢だ。
これはスピードの敬愛する兄ちゃんのレックス。
SPEED RACER _a0043354_2205860.jpg

大会でいい成績を残したスピードに大手企業ロイヤルトン社の社長、E.P・アーノルド・ロイヤルトンが彼を自分のチームに迎えたいと申し出る。
招待されたハイテク工場やチームの練習を見て圧倒されるレーサー一家だが、スピードは何となく乗り気になれない。

ロイヤルトンは、一見成功した企業家に見える。だがその裏では金の力にものを言わせ、八百長レースを仕掛ける影の黒幕だった。折しもロイヤルトンチームの影の軍団、クランチャー・プロックのレーサー、デジョが協力的でないことを責められて、きき手をピラニアの水槽につけられようとしていた。(ピラニアだって?信じられないほどレトロな展開‥笑)
間一髪、謎のレーサー・Xに助けられる。彼はカルテルを潰すのに協力ししろと言うが、テジョに正義は関係ないと断られる。レースに出る気があるなら連絡しろと、Xは立ち去って行った。

一方ロイヤルトンの傘下に入ることを断ったスピードに、ロイヤルトンは脅しをかける。このままでは、レースにでても勝てる見込みはない。
そのスピートのところにレーサーxが訪ねてくる。彼は企業犯罪を調査しているという。
XとCIBはなんとかカルテルを潰すためにブロックとロイヤルトンの関係を知っているデジョの証言を必要としていた。彼らの計画では悪評高いトラックレース、カーサ・クリスタにデジョとXとスピードのチームを出し勝利すること。トーゴカーンのレーサーであり息子のデジョを勝たせてロイヤルトンが買収しようとしているトーゴカーンモータースに世間の目を集め、ロイヤルトンの買収をやめさせる。そしてブロックとロイヤルトンの関係を明るみに出し、ロイヤルトンの独裁を終わらせる。
だが、スピートの父はトラックレースが無法地帯の危険なレースである上、兄レックスを失ったレースでもあることから、絶対に許可できないと断る。

だが、スピードはXの視線にある予感があった。
その夜、GFトリクシーに一緒にスキーに行くことにして出場すればいい。私がヘリから指示を出す。と躊躇しているスピードの背中を押す。
腹を決めたスピードはCIBな協力することに‥。
どんな反則もありの無法レースだ。どんな妨害をしてくるかわからない。車もそれなりの改造をするが、頼りになるのはテクニックだ。
そしていよいよレース開始。
SPEED RACER _a0043354_2229107.jpg

Xとスピードとデジョは悪戦苦闘しながらも検討。なんとかゴールするものの負けてしまった。
もた負けると弱気になるデジョ。だが勝算はあるとスピード。

しかしなんとまずいことにレースに気づいた父がやってきた。
「こんなものはレースじゃない。すぐに帰るぞ。」と、怒る父親に、
「もう子供じゃいな。レースにかわりはない。」とスピード。
SPEED RACER _a0043354_22432136.jpg

スピードの決意を理解した父親は、エンジニアのスパーキーとともにマシンの調整を手伝ってくれるという。
しかし、その夜彼らは何者かに襲われる。(忍者もどき相手にアクションを披露するマシュー・フォックスは一番の目の保養、笑)
デジョは毒をもられ、翌日のレースにでられなくなった。
ピン~チ。
「私が出る」と名乗りをあげたのがトリクシー。危険だと止めるスピードだが、トリクシー以外にこのピンチを乗り切るやつはいない。

Xとスピードとトリクシーはレース二日目をスタートさせる。
金で買収されたレーサーたちの妨害をことごとくかいくぐり、三人は中継カメラの死角となった谷あいに突入。どんな悪質な妨害があるかもしれない。
とうとう敵と対峙にすることに。しかし、スピートの弟たちの活躍で大乱闘の末、トリクシーと交替したデジョもレースに参戦。とうとう優勝してしまう。
これでトーゴカーンは買収も免れ、それどころかロイヤルトンの足元を見て好条件での合併を申し出る。腹をたてるロイヤルトンだが、渋々承知するしなかい。
結局デジョは最初から正義のためにレースに出たわけではなかった。彼は自分の父の会社を有利に導き証言を撤回してしまう。

これでは何もかわらない。裏切られたスピードがやけくそになってマシンを走らせていると、レーサーXが現れ二人だけのレースをする。兄をほ訪仏させる走りにスピードは
「本当のことをいえ」と詰め寄る。
覆面を取ったXは‥‥、しかし、兄ではなかった。
SPEED RACER _a0043354_23293157.jpg

「残念ながら君の兄は死んだ。」というレックス。
「すべきことを教えてくれ」というスピードに
「道を切り開くの君自身だ。私は見守るだけだ。」と答えるX。
傷心を抱えたまま家に帰ると、
「お前を誇り思っている」という父の言葉。
「無意味なレースだった。」というスピードに
「レースに勝ったからじゃない。信念を貫いたからだ。レース中、レックスの死がよぎって心配だった。でも気がついた。レックスを失ったのはレースじゃない。彼が家を去った時に失ったのだ。会社を守るためにいろいろやってきたが、どれほどの過ちを犯してきたことか。二度と過ちを犯したくない。スピード、この家を出て行っても、家はここにある。この戸はいつでもお前を迎えてくれる。いつでも戻れ。お前を愛している。」

父に好きなようにやれと言われ、デジョの妹に勝利者だけが手にできるグランプリへの招待状をもらいうけ、スピードの気持ちは決まった。
これでスピードもロイヤルトンと正面から勝負できる。だがレース用の車がない。
もちむんレース家が一致団結。2日でレーシングカーを作り上げた。しかもパワーアップさせたマッハ6号だ。(どうせアニメですから‥)
ロイヤルトンとトーゴカーンの共同開発のマシンにはたして勝てるのか‥‥
SPEED RACER _a0043354_2325234.jpg


はい、もちろん勝ちますよ~!当然でしょ。
SPEED RACER _a0043354_2338858.jpg

汚いロイヤルトンのチームのあの手この手もものともせず、手に汗握るキーチェイス。
Xだって思わず立ち上がる(笑)
SPEED RACER _a0043354_23252953.jpg

記録更新のスピードの勝利に世の中が舞い上がり、ロイヤルトンが暴落する。
人々の興奮の裏で
「真実を隠したままにするのは間違いじゃないのか?」とCIBの捜査官に言われるXは、
SPEED RACER _a0043354_23433225.jpg

「私にできることは、過ちを背負って生きていくことだけだ。」とひっそりと去っていくのだった。(まるで西部劇のヒーローだね。笑)

気が付いたら、ハーシュよりもマシューばっかり追いかけていた。(笑)
前評判から、登場人物がアニメにそっくりだと話題だったけど、湾等にハーシュは剛によく似てたよ。なとんいってもスピード感のあるレースシーンは気分爽快。ありえない展開なんかは全部無視して(なにしろ、アニメなんだから)頭をからっぽにして楽しむべき作品だとおもうね。
レトロな悪役集団も私的には大いに納得。なにしろ「マッハGO!×3」なんだからさ。
リアルさなんかこの際どうでもいいよね。(これってもちろん満足しているって意味だからね。)

by cinema_st55 | 2008-06-30 23:29 | アクション
<< The Incredible ... Eating Out 2 Sl... >>



sean-b Loveな管理人kiriの映画覚書。B級作品中心。腐女子的コメントあり。嫌悪感のある方はご遠慮下さいね。ネタバレ普通にあります。要注意!

by cinema_st55
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31