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kiriの、映画大好き!!

KNOWING

2009年、USA UK 121 min            ★★★★☆(勝手な評価)

Director:Alex Proyas
Writers:Ryne Douglas Pearson
      Juliet Snowden
Cast
Nicolas Cage ... John Koestler
Chandler Canterbury ... Caleb Koestler
Rose Byrne ... Diana Wayland
D.G. Maloney ... The Stranger
Lara Robinson ... Lucinda Embry / Abby Wayland
Nadia Townsend ... Grace Koestler
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ニコラス・ケイジ主演のSFスリラー

これも、近々大きな太陽嵐が起こり、異常気象のピークがくることと、関係があるのかしら?あるいは人類への警告?

7月日本公開予定

以下、モロにネタバレです。
見る予定の方は、絶対に読んではいけません。







一年前に起きたホテル火災で妻を亡くした、シングルファザーの宇宙物理学教授ジョン(ニコラス・ケイジ)。
その息子ケイレブが何かに呼ばれるように手したのは、、50年前のタイムカプセルに入っていた、過去の少女からのメッセージ。それは数字の羅列だった。
ふと、妙なことに気づき、それを解読し始めたジョンはある重大な事実に気づく。

これは、今までに起きた大惨事の日付と死亡者数だ。なぜこの少女はこれから起きることを予測できたのか?これを書き残した少女ルシンダには未来が予測できたのか?だとすると、これから起こる日付とその隣の数はなにを意味しているだろう?

これから起こる惨事とその死亡者数ではないかと、疑いをもったジョンは科学者の友人に話すが、一笑に付される。
「それなら、印のついてない数字はなんだ?そんなの偶然に過ぎないさ。」

次の数字は明日を表している。
「明日、どこかで81人がなくなる」
とりつかれたようにニュースを見続け、息子の学校への迎えに遅れて出かけるジョン。渋滞に巻き込まれた彼は、ふとみた表示で、メッセージの残りの数字は経緯度ではないかと思う。
見ると、正しくその場所にいる。

そして、本当に惨事は起こった。
ハイウェイに飛行機が墜落し、目の前で81人が死亡したのだ。
唖然とするジョン。いったい何が起こっているのか‥‥

予言を残した少女ルシンダはもうなくっている。手がかりを求めた彼は娘ダイアナを突きとめ、息子をダシに偶然を装って彼女に会うが、
「何も知らない、私たちに近寄らないで!」と拒絶されてしまう。

このままでは、次の惨事が起こる。
メッセージから割り出した場所と日付を警察に通報するが、相手にされない。
ジョンは一人で運命を変えようと行動するのだが‥‥

事件は思いもよらない展開で発生する。
またもや惨事の場所に居合わせることになったジョンは、自分の無力を感じるが、事件を知ったルシンダの娘、ダイアナが尋ねてくる。
彼女は母親の能力を知っていた。が、関わりたくはないと思っていたのだ。

ジョンもまた、深い思いを打ち明ける。
「もしも、妻が亡くなる前にこれを入手していたら、彼女を助けることが出来ただろうか‥」
ジョンは、妻の突然の死を受け入れなれないでいるのだった。

二人は子供達を連れ、ルシンダが暮らしていた家(トレイラーハウス)に行く。
親達が、ルシンダの生前の家の中で、最後の手がかりを探し出している間に、子供達に忍び寄る人影かあった。
ケイレブもダイアナの娘アビーも、ルシンダのように囁く人たちの声が聞こえるのだった。

そして、ルシンダの家で知った手がかりとは‥‥

              さらにネタバレ

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最後のメッセージにあるEEの意味は、 everyone every
アビーが描いた太陽の絵にヒントを得たジョンは研究室に戻り、惨事の意味を知る。
太陽の巨大なフレアーが地球を襲う。
折しも、異常気象は深刻になってきている。
ダイアナは子供達と洞窟に逃げようと言う。無理だとと思いながらもジョンも同意し、父親に電話して地下に逃げろと進める。
息子を呼びに行くと、そこには取り憑かれたように数字を書き綴っているケイレブがいた。

ヒントを得たジョンは、ルシンダが書き残してくれた筈のものを探しに行く。
パニックになっているダイナは、子供達を乗せて洞窟に逃げようとする。途中ガソリンスタンドでジョンに電話が繋がるが、
「逃げる場所は君のママの家」と言われ、信じられないと聞き入れようとしない。

そんな中、子供達のが何者かに浚われ、追いかけるダイアナは事故を起こし、亡くなってしまう。
ガソリンスタンドに追いついき子供達が浚われたことを知って、後を追うジョン。
果たして、子供達は、例の場所に連れてこられていた。

ルシンダの残した最後のメッセージは、宇宙からの使者がそれぞれのつがいを箱船になる宇宙船に乗せるためのランデブー位置だった。
「行こう。パパ。僕たちはやり直すために選ばれたんだよ。」とケイレブ。
しかし、エイリアンは大人は連れてい行けないと言う。

「パパが一緒じゃないと、行かない。」というケイレブに、
「みんな一緒なんだよ。ママもパパも、一緒だ。いずれ解る。」
と、彼らをエイリアンとともに行かせるのだった。
彼らが再びアダムとイブとして、人類を繁栄に導いてくれることを願って。

最後に親子が手話で会話するのが、ジンときます。
『僕とパパ、いつまでも一緒、永遠に。』
これは、冒頭の方で、親子が寝る前に交わすメッセージなんですね。

ストーリーとしては、「おいおい、こんな終わりかたかよ~」って、感じなのですが、とにかく最後まで、怒濤の展開でぐいぐいと引き込まれていきます。

あなたなら、最後の時、何をしますか?
ジョンは、愛する人たちのところに行きました。

by cinema_st55 | 2009-04-21 22:35 | SF
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sean-b Loveな管理人kiriの映画覚書。B級作品中心。腐女子的コメントあり。嫌悪感のある方はご遠慮下さいね。ネタバレ普通にあります。要注意!

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